盤上の詰みと罰より
(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)
(局面が表示されぬ…)
1、53手目 33金打ち
金のただ捨て!
同飛に角を打って飛車を取ろうとする狙い
2、96手目 26金打ち
この手は後手の詰めろ
同歩なら、27金打ち、同玉、35桂馬などから詰まされます
そこで、本譜は詰めろ逃れの詰めろの35金打ち!
なかなか見えにくいものです。
ただ、PCを使って検討してみると、62龍からもう少し玉を追ってから
35金打ちでも同じようだったので、62龍はアマチュアでも見えるので
そこから少し進めると35金打ちも見えやすくなるかもしれません。
この対局は、後手の早い段階でのばっさり角切りなど激しい対局でした
負けじと、97角からの角を切っての33金という鬼手…というストーリーでしたが
金打ちは97角の段階で見える手ではあるかも。
97角の段階で見えてたのか、97角はあくまで次の攻め手の準備だったのか…
ただ、後手がばっさり角を切ってから攻めていくという手があったので
受けていては負けるので、切る手を考えたのかもしれません
後手がまずい手…ゆるい手があったとすれば55金?かなぁと思ったけど
それ以上に、金無双の囲いがもろかった、という感じでしょうか?
相振り飛車の時の攻め手段として、少し勉強になった気がしました。
最近、また棋書?を読み進めていますが
金無双は71銀を△82銀としない方が良いって書いてましたね(わりと初歩の囲いの本で)
この対局で、71銀と後に受けているので、囲いの形を作った82銀こそが緩手だったのかも。
金が切られる位置にあったことや、囲いそのもの、もしくは82銀の緩手。
先手、中飛車だし、端に角上がったりしてるので、端攻めはないんだろうし、
82銀としていなくても良かったかもね、という結果論的大局観(笑)
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