2014年6月29日日曜日

【経済】外食産業のこれから…

居酒屋チェーン、ワタミは2014年3月期の最終損益が49億円の赤字となり、1996年に株式を上場して以来、初めて赤字に転落した。
前期は35億円の黒字だった。
同社が運営する居酒屋チェーン「和民」の不振が原因だが、ワタミに限らず低価格を売りにする同業各社は景気回復の波に乗れなかった。
今、外食や小売業界で深刻な人手不足が生じている。時給を1500円にしても人が集まらない。
なかでも深刻なのがワタミと牛丼チェーン「すき家」(ゼンショーホールディングス)で、労働環境を問題視する報道や情報が数多く流れていることが響く。正社員とアルバイト従業員ともに集まらない様子で、ワタミは正社員やアルバイト従業員の確保が難しくなっているため、15年3月期に全店舗の約1割に当たる60店舗を閉鎖して1店舗当たりの従業員数を増やす。
ワタミが設置した有識者による業務改革対策委員会は、「(同社で)所定労働時間を超える長時間労働が慢性化していること」と指摘した。
特にアルバイト従業員の長時間労働が槍玉に挙がったわけだが、これがワタミの効率経営のモデルだった。
これまでのデフレ時代には、アルバイト従業員はいくらでも集まり、低賃金のアルバイト従業員による長時間労働というビジネスモデルが、ワタミをデフレの勝ち組に押し上げた。だが、景気が回復して広い業界でより高待遇な労働条件の募集が増えると、これまでのビジネスモデルが成り立たなくなった。



このニュースについてなんか書きたかったのだけど
うまくまとめられないのでやめた。
あと英語でも書きたかったけど、全然無理なのでやめた。
とりあえず思うところを書いてみる






・まだ実績として1期だけの赤字、ではあるが、「1期だけだし…」なんて思っていると
破滅に向けての加速がひどくなるだろう

・ワタミは外食産業、中でも居酒屋チェーンを牽引してきた存在なので
ここで、このような結果が出たということは、他の外食産業にも大きな警鐘である

・外食産業は、スーパーマーケットに学べ!
スーパーマーケットは薄利多売、薄利多売は商売のはじめの一歩であり、
商売の教科書であるだろう

・デフレを抜けてきて、失業率が減り、有効求人倍率が増える
相対的に「アルバイト」をしたい人口が減る
高い時給でも、人が集まらない、まして、悪評がある企業、お店ならば特に。

・ワタミは、今回を機に、デフレという時代のせいもあったかと思うが
安い時給で長時間労働を強いていたという、それありきの商売だったとはっきりした
ワタミにかぎらず、そういう企業はダメになっていくだろう

・松下幸之助が言っていたと思うが、
企業の資本は、人である。
人を大事にしない企業はいずれダメになる

・しかし、ワタミもそうだが、すき家はほんとひどいな。

・深夜営業などあるお店は効率的な経営のためにも
適切な人数が必要だとは思うが、
防犯とかそういうのも含め、一人で営業というのは不可能だろうよ。
人材にいたっては1+1=2じゃないんだぜ。
逆にいうと1=-1にも1=-100にもなりうる

・ただワタミにいたっては、風評被害すぎてちょっとかわいそうな部分もある
しかし、風評被害ならいいが、風評でもないところがあるので養護しきれない。
風評は、渡邉美樹本人のはずだが、なぜか和民という会社にまで被害が及んでる(笑)

ユーザー(消費者)にとっては和民はいいお店なんだけどね。

・とりあえず、日本の会社はもっと労働者を大事にすべき、そういう意識を持つべき

・日本の労働者はもっと労働について考えるべきで、かつ権利を主張すべき、度を超えすぎてはいけないが。

・日本の労働政策をもっと改善すべき
アルバイト、パートタイムジョブの立場をもっとあげるべき。
ポーランド参考にするって言って、何年経ったよ
ポーランドの正規社員とパートタイム(アルバイト)の時間当たりの給料は8割~9割だか。
日本は正規にくらべてアルバイトは6割ぐらい。
とかなんとかって話。

もちろん、時間的に自由に選べるから給料安くても良いよと、いう労働者もいるだろう。
その場合は、おしてしかるべきであるが、

この外食産業のような使われ方は、逆で、
そのところその時間に必要だし、いらなくなったら切るんだから、
企業側の意思が強いわけだから、労働者にとってプラスになるぐらいの給与を与えるべき。

・しかしこういうことがあってか、やや外食産業の時給があがってきているようだ
はやく大手だけじゃなくて中小とかも給与あがってほしいものだね。
ときに、こうなってくると、コンビニの時給の低さが目立ってきた。
コンビニこそ、もっと時給あげるべきだと思うのだが…?















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